毒の価値

tomさんがご自身のブログで毒の効力の考察を行ってらっしゃったので、
ちょっち数値的に見てみた。
ちなみに計算の前提は
・大雑把(ダメージに関しては大きく間違ってはいないと思う)
・スキルはノースキルで計算(tomさんのブログを見ると状態異常強化付きだが、そこは考慮外)
・爪・護符無し、食事・種・鬼人薬無し
で計算しています。








か、勘違いしないでよね、興味が有ったから自分用に計算しただけなんだから////
ま、間違ってても責任なんて取れないんだから////








モノブロス亜種
体力4199〜6000 
全体防御1.00〜0.90
毒ダメージ 90秒360ダメージ 
耐性 100→200→300→400→500


基本セットを切上げ→切下げ→横切り*1とする。
使用武器はアサシンカリンガとデッドリーポイズン。
表示攻撃力は双方168で、デッドリーポイズンには毒属性380が付与されている。





これを元にざっと計算すると、基本コンボでの
アサシンカリンガ・デッドリーポイズン与ダメ 足…合計24ダメージ
当然、物理攻撃部分に関しては差はない。




つまり、足を攻撃した時の一撃当りの平均与ダメ期待値は8。
しかし、デッドリーポイズンは毒360が有るので、
初回毒時までの平均攻撃回数を9回*2とすると
一撃当り40ダメ上昇。つまり、基本セットのダメージより毒分だけで16ダメ分一撃での期待値が上がる。
一回目の毒までの与ダメ期待は432ダメ。
これは一度毒になって毒状態中は手を出さない計算。
2回目の毒は16回攻撃が目途なので22.5ダメ。
一撃当り合計ダメージで30ダメ。基本コンボ一撃当り期待値の3.75倍。
2回目の毒までの与ダメ期待は488ダメ。
この時点で弱個体の体力の実に2割を削っている。
同じ計算でアサシンカリンガを考えると、
削った体力は弱個体の5%弱。
如実に差が出る。
耐性値が500になったとしても一回当たりの平均ダメージ期待値は17ダメ。
これは驚異的な数値。
耐性値が500になるってことは5回目の毒状態なので、
その時点までで毒ダメージだけで1440の与ダメ。
このダメージは全体防御が高い低い如何に関わらない。
一回毒になると360ダメージ。
一秒当り4ダメージが入る*3
と言うことはアサシンカリンガが足に一撃を入れるのと、
毒状態のモノブロス亜種を2秒見ているのは、与ダメ的には一緒である。
これは非常に大きい。
砥石している最中も、向こうが吼えている最中も、毒状態になっていれば確実にダメージは入る。


実は毒ダメージに関しての計算はブログで2回目だと思うが、
今回も残った印象は「毒、強し」と言うこと。
状態異常エフェクトが出る、出ないで左右されるが、
毒のダメージ貢献と言うのは非常に優秀である。
ただ、今回の結果は足だけを切る、というもので、
なおかつ計算を簡便化するためにコンボを固定した。
ジャンプ切りや回転切りが入ったり、
腹や翼、尻尾などと言ったもう少し柔らかい肉質部分を切ると少しだけ物理ダメージが上がるが、
アサシンカリンガとデッドリーポイズンでは微々たるものである。




硬い敵であれば有るほど毒は有利、と思っていいが、
その敵の毒に対する耐性も関わってくるのは確かだ。
相手の体力が上がれば上がるほど、高い耐性下での状態異常を強いられる。
だから、以前の検証の時も書いたんだが、実は「毒属性ってのは短期決戦向き」だったりする。
これは毒でのダメージ量は落ちないが、毒にするのが困難になり、
結果的に次回毒時点までの期待値がどんどん降下するからである。
毒になるまでの手数が増えれば、それだけ一撃当りの毒の価値が落ちる、と書いた方がわかりやすいか…
なので、真価を発揮できる相手は
・耐性が低い
・HPが少なめ
・全体防御率が高い
・毒でのダメージ量が大きい
この「どれか」が当てはまる相手となる。
弱点属性でも効き目が薄い相手も入るかな。
つまり、HPが高くても全体防御が高く、弱点属性があまり無いような相手が毒の真価を発揮する相手だ。
まぁ、具体的のどのモンスターかって言われても、今、肉質一覧無いしw
ちなみに、モノブロス亜種の足は属性があまり通らないが同じ攻撃力で属性値が210のもので攻撃した際のコンボ期待ダメージは32。
これを見ると毒の優秀さがさらに如実となる。
ま、弱点属性をピンポイントで攻撃した際の瞬間火力は属性に軍配があがるがねw




皆様に、これで毒の実力をご理解していただけたであろうか?
ちなみに剛種武器で氷属性の最高峰ともとれる天狼剣【叢雲】で足を基本コンボで攻撃すると一撃平均31ダメ。
つまり、モノブロス亜種の足相手だと、2回目の毒までのデッドリーポイズンの方が、平均期待値が高いのだ。
もちろん、物理+属性で起きる怯みなども重要ではあるが、これで毒の実力を理解していただけたと思う。




まぁ、結構恣意的な計算なのはたしかだが、
毒というのは実は相手次第ではかなりのダメージソースとなりうるよ、ってことです。
手数武器の片手であれば、毒にすること自体は難しいことではないですしね。








えー、それでですね、
毒の実力測定の相手をtomさんが新しく募集されていたので、
色々考えました。
世間一般のところや、そもそもアサシンカリンガで倒せる範囲などなど、、、
で、思い付いたのは
・黒グラビモス
・キリン
・テオ=テスカトル
黒ディアブロス
辺りでしょうか、、、
キリン以外は毒ダメージが多いタイプのモンスなので、
どれか一匹でも良いかもしれません。
サンプルとしては黒グラかテオがとりやすいかな、、、
黒グラは一回の毒で480dmg/60s、テオ=テスカトルは280dmg/20sこれは破格の効き方ですね。。。
テオは耐性上昇幅が大きいので、耐性上昇幅の少ない黒ディアと比べる、って手もあるかもしれません。
ちなみに、360dmg/90sです。
キリンは逆パターンですね。
耐性の上昇が急激で毒ダメージの少ないキリン相手に立ち回ると、
毒の限界、がわかるかもしれませんね。








ああ、、、
久しぶりだ、検証記事wwww
楽しかった〜w


でもいかんなー
わかりにくいか?
わかりにくいよなー
わかりにくい。


感覚的なことを数字にするところと
それを的確な言葉で伝えるって二部パートで、
言葉の部分が決定的に分かりにくいものねw
まぁ、しょうがないか、俺っちの文章能力じゃ、これで限界だずらw


でも、検証前よりもわかったことは
1.銀モノは毒が効く
2.毒、強い
3.いじめかっこわるい
4.モノブロスって結構翼が柔らかいんだなw
5.毒の与ダメに対する期待値は毒になる回数が増えれば増えるほど低下していく
こんな感じか。








どうでしょう?
皆様のお役に立てたなら、幸いですw
でも、計算、間違ってても責任はとりませn(ry






















下手に属性で悩むくらいだった毒でおk、ってことだなw











































毒が強いから毒が効かないモンスがMHFに増えたのだろうなぁ、、、 調整が難しそうだしねw
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*1:もしかして基本コンボからずれている可能性は否定できないw

*2:1/3という確率通りに状態異常エフェクトが出ると仮定ね

*3:正確に言うと5秒で20ダメージの様だが