いつもの狩り、楽しいメンバー、少し切ない

あるハンターがMHFでの活動を無期限休止する。
そのハンターはPT前提とした調整のMHFの大地をソロで駆け回った。
その功績、その心意気は、初めてその方のブログを読んだときに伝わった。


最初は、ブログの文章を読んでいて、少し怖い人なのかと思った。
でも、断定的な文章を書くというのは、そしてそれを公開するというのは非常に度胸のいる所業だと思う。
俺っちにはできない。到底できない。
そして、文章を読むにつけ、その人の主張は正しく、断定的な文章で言い放っても良いものだと思った。
文章の端端や行間から滲み出るやさしさも理解してきた。
自分の巡回用でるこのブログのリンクに追加しても良いか、勇気を持って尋ねてみた。
俺っちのブログはMHP2G中心だったし、その方のハンティングとは違う方向性だとわかっていた。
でも、あたらずに砕けること程くだらないことはない。
だから砕けにいったら、砕けずに快く承認してもらえた。
相互リンクまでしていただいた。


それから幾ばくかの時間が流れた。


その方のブログから、もう一方のブログへたどり着いた。
その方も、基本はソロ活動をされている方だった。
前者のソロハンターと文章の構成などは違うが、
読んで画像を見ただけでも、実力は十二分に伝わってきた。
そして何よりも、完成の琴線が近いと感じた。
嬉しくなって、リンクの追加の許可をもらった。
彼もまた、承認してくれた。




その後、
このお二方とTwitterでもお話をするようになった。
そう、ティアンカムさんとtomさんである。


このダブルTは驚くほど掛け合いが面白い。
丁寧な中にもエスプリがそこかしこに隠れている。
そのエスプリに、キャラクターに背中をグイグイ押されて、下の上ハンターはMHFの大地の土を踏んだ。
相棒のPSP-1000も、実はその背中を押してくれたのかもしれない。



そのMHFへ導いてくれた一人のティアンカムさんが、MHFの区切りとなる日かもしれない日に、
俺っちとPTを組んでくれるとおっしゃった。
mhf_20090914_193448_765

身に余る光栄だ。


ブログランキングを見てもお分かりになると思うが、
ティアンカムさんのブログはモンハンカテゴリでもかなり上位だ。
そんな方の区切りになるかもしれない日に、自分はご一緒できる。
もし、数週間前にMHFの大地を踏んでいなければ、
こんなこともできなかっただろう。


人生は、全てタイミングだ。
人の抗えないサイコロの目がある。
今回は、全てのサイコロが最高の目を出してくれた形だ。




モンハンへの導師であり、
右も左もわからないMHFの世界を最初に案内してくれた方でもあり、
初めてMHFでPTを組んだ相手でもあるティアンカムさんと、
時間の許す限り、楽しもう、と思った。
mhf_20090914_193732_906

最初は2人で。
カメラを回し、ティアンカムさんの動きを見ていると、
やはり心地いい。
当たり前なのに「上手いなぁ」と思った。


二人で行ったフルフルは予想以上にタフだった。


以前、みるヴぁさんと夜烏さんと同じクエに行ったときはあまり感じなかったが、
この装備の俺っちが一人ともう一人、では当然、ぜんぜん弱らなかった。
初めて飛竜種と対峙したときを不意に思い出した。
ただ、相手云々、ではなく、とにかく楽しかった。
mhf_20090914_191756_218

心の中で、こう思った。
「プロシュートの兄貴とペッシだな」と。
マンモーニのいのきんぐを、「覚悟」のあるティアンカムさんが導いてくれていたと思う。
余談だが、この2ショットはお気に入りだ。


mhf_20090914_192405_921

クックとヒプにも行った。
ラスタながらtomさんも一緒だった。
SSを見てほしい。
ティアンカムさんが切りつけているのは、ヒプでもクックでもなく、ラスタだw
こんな一枚が偶然に撮れたw





その後、
tomさんとコトコトさんも合流していただけた。
この4人、俺っちが初めて4人PTをしたメンバーだ。
これも余談だが、この日座ったネカフェの席は、初めてMHFの大地に立った席だった。
mhf_20090914_203336_484

面子はそろった。
後は狩りだ。
mhf_20090914_204742_843

さすがに4人だと火力が違う。
そして、心強さが違う。
コトコトさんの「え?そのネカフェ大丈夫かいな?」という状況もあったが、
みなさんの知恵にてなんとかなったw
mhf_20090914_222357_406

いつもどおり楽しくできた。
スクワットをするtomさんと臨戦態勢のいのきんぐを不審者を見るような目で見つめるコトコトさんw


この日のメインディッシュ、いやメ・インディアン・シュは
原住民VSレイアだろう。
インディアンクエだ。
これには名立たるハンターを擁す(除く1名)我々PTも苦戦を強いられた。
俺っちは合計5乙w
mhf_20090914_211937_359

もう、地雷すぎて地面にも埋まらない状況だw
しかし、人類には英知がある。
回復が切れても、スタミナを回復させる術がなくなっても、BCと往復しながらなんとか!!!
mhf_20090914_214605_062

ねじ伏せた。
tomさんは回線の関係でいなくなっていた、と思っていたが、ゲネポ仮面及びどっかの神様の力をフル活用して、なんとかランポスに姿を変え、祝ってくれていた。そうに違いない。




その後、コトコトさんの提案で、「ナイフの盟友」に行った。
当然、
mhf_20090914_215603_921

こうなったが、このクエの報酬で出た「戦友の絆」が妙に意味のあるものに思えた。
センチな自分に困ったものだ。


4人でのラストクエはゲリョーズことゲリョス2頭@大闘技場
俺っち、このクエが妙に好きだ。
mhf_20090914_220213_265

どこかいつもよりも牙も引き締まった面持ちである。
ラストクエ、と言うことは、ティアンカムさんの区切りクエでもある。
だから、精一杯がんばった。精一杯被弾した。
mhf_20090914_220844_765

あと一分で戻ります
あのいつもの表示が口惜しくてたまらなかった。
俺っちが大骨塊を担いでいるのにはわけがある。
この大骨塊はティアンカムさんから貰ったなぞの骨も素材で入っている。
だから、最後が例え剛種であったとしても、俺っちは大骨塊を担ごうと思っていた。








しかし、
その時はくる。
mhf_20090914_221012_703

剛種ソロハンターは、この日を持って無期限活動休止となる。
わかっている。わかっていた。理由にも納得していた。
でも、それとこれとは別。
やはりどこか寂しいのだ。
でも、いのきんぐはティアンカムさんがMHFの大地に産み落とした新米ハンターだ。
ガチソロはできないが、まだ見ぬフロンティアを目指すことはできる。
いつか、彼がこの大地に帰ってきたときに、成長したryokingを、いのきんぐを、ブルファンゴフェイクを見せられるようになっていたいと思う。








「わかったよティアンカム兄ィ!!兄貴の覚悟が!『言葉』でなく『心』で理解できた!」















以下、私信です。
ティアンカムどの
短い時間ではありましたが、MHFでご一緒できて本当によかったです。
こちらに引き込んでいただいたこと、本当は感謝しております。
Twitterも実はティアンカムさんの記事を読んではじめました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
懐かしいゲーセン話でもまたしましょうw
本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
これからのご活躍を祈っております。